検証してみた
ではここからは実際に検証してみた結果を載せていきます
前提条件を書いておきますと
GBPJPY 30分足 20180101-20190529(記事更新当日)
① 2本の移動平均線のクロスオーバー
ここでは最低限のフィルターを入れて クロスオーバーが起きた次の足ですぐに戻らなかった場合にエントリー
逆方向へのサインが出たら決済してエントリー という風にしました
前回の記事では5本連続という形にしましたが今回は2本にしました
5本だったらどうなるのかはご自身で検証してみてください
期間は短期20と長期100で設定しました
やはりトレンドが起きていたからなのか1年半ほどで+200%も利益が出ていますね
② 2本の移動平均線より価格が超えたらエントリー
ここにも最低限のフィルターを入れて ローソク足2本連続で終値が上もしくは下にいたらエントリー
決済ルールとして短期の移動平均線を2本連続で下もしくは上に抜けたら決済 という風にしました
期間は①と同じく20と100で設定しました
こちらも安定して+122%の利益が出ていましたね
③3本の移動平均線を使う
こちらで使用したフィルターは 中期が長期を上抜けして次の足でも戻らなかったらエントリー (短期>中期>長期という順番になっている)
短期が中期を下抜けて次の足でも戻らなかったら決済 という風にしました(ショートは逆)
期間は20,50,100に設定しました
こちらも1年半で78%の利益が出ていますね
この様にトレンドのある相場では移動平均線でのトレードは 良い結果をもたらしてくれることが多いです
自分なりの期間やフィルターを設定してトレードに役立ててください
さて最後にこの検証についての補足情報を書いていきますね
落とし穴
最後に移動平均線でのトレードの気をつける点について説明していきます
先ほどのページや前回の記事を見るとわかる様に トレンドが起きている相場では大きな利益が発生しています
この記事に書いてある通りにやれば稼げるじゃん! と思った人もいるかもしれません
それは正解であり不正解です
正しくは稼げる時もあるということです
ここ1年半のGBPJPYではトレンドが起きていますが その前の2018年の結果を見てみると。。。
こんな感じになり、いい結果だとは言えないかなと思います
今回の移動平均線は20,50,100でやりましたが もっと短い期間を使う人も多くいます
移動平均線の一番難しいところは使い方が多すぎるという点です
時間を要するかもしれませんが その時々の相場状況に対応できる様なフィルターを考えていきましょう