GBPJPY
4時間足
この画像はポンド円の4時間足になります
見てもらえれば分かる通り下降トレンドが1ヶ月以上続いております
ダウ理論に関しての内容でも説明しましたが
トレンドは基本的に継続するものと考える必要があり
トレンドとは逆方向にエントリーするのは控えたほうがいいです
トレンドの目標到達値に関してはトレンド継続の内容の際に書いていますが
それはあくまで最低目標到達値であることを忘れないでください
その上で今回の場合のロングエントリーを目指す位置ですが
前回高値の黄色線を超えたのちに上昇トレンドが成り立ってからです。
つまり今回でいうと黄色丸を超えてからになります
しかし、ファンダメンタル要因も重なっての下降トレンドですので
深い戻しなだけで下降トレンド継続も考えられます
赤丸のようなポイント(ダウ理論成立後の戻しでの反発)まで待つか
損切りタイミングを見逃さず、サインが出たら早めに撤退するようにするといいと思います
黄色の波線はあくまで動きのイメージですので
黄色点線の位置は相場の動きによって変わりますのでご注意ください。
また、4時間足単位での分析ですのでGBPという通貨の特性上
短期間の戻しでの100pipsの上昇などが起きることもあります
むやみにエントリーするのはお控えください
1時間足
こちらは1時間足になります
トレンドは継続するものという考えからショートエントリーで考えていき
その上でエントリーするポイントを考えていきます
まず現時点で引けるチャネルライン(フラッグ)はこの2つかと思います
まず一つ目の白チャネルは綺麗に下抜けしましたが70pipsの下落で止まりました
これはつまりもう少し下降するためのエネルギーを貯めたい
もしくは上昇転換を狙っているかのどちらかになります
その後の値動きに対してピンクチャネルが引けます
このピンクチャネルラインを使って現時点での戦略を決めていくと
- チャネル上限(黄色丸)でのショートエントリー
- チャネル上抜け後の白チャネル下限での反発or前回高値(黄色四角)でのショートエントリー
- チャネル中腹でのショートエントリー
- チャネル下抜けでショートエントリー
これらの4つになります
順番に説明していきます
チャネル上限(黄色丸)でのショートエントリー
これはシンプルなエントリーになります
決済目標はチャネル下限と安値付近と下抜け後の最低目標到達値の3つになります
とりあえずは下限付近で決済を入れつつ少しだけポジションを残して
下抜けした場合には安値付近や最低目標到達地まで保有すると
利益を伸ばせる可能性が増えるかと思います
チャネル上抜け後の白チャネル下限での反発or前回高値(黄色四角)でのショートエントリー
これは1でエントリーして下降せずにこのポイントまできたら追加でエントリーします
角度的に白チャネル下限に当たる可能性は低いので
前回高値でのエントリーが現実的かと思います
この場合の利確はチャネル下限で1のエントリー全部
下抜け後の安値付近で2の大体を利確し最低目標到達値で全利確します
下抜けしなかった場合はチャネル上限+前回高値越えで決済します
これらの二つのエントリーは上からショートで入れる為
損切り幅を小さく利確幅を大きく取れますが、
トレンド転換が起きるかどうかの瀬戸際でもある為
勝率は少し下がると考えていいでしょう
チャネル中腹でのショートエントリー
これは白チャネルを見てもらえればわかりますが
チャネルを抜ける前は反対側の上限までは到達できないことが多いです
それを狙ってエントリーするというものになります
ただ、感覚でエントリーなんてしてしまうと
損切り幅が大きくなったり優位性がなかったりするので
明確なサインが下位足で起きた場合になります
例えば上限からの下落に対しての戻し(上昇)が50%や61.8%付近にある際に
15分足や5分足で三尊が起きた場合にエントリーをする
といった形になります
下抜けする前はチャネル上限に到達しない場合があるので
そういったときに取りこぼさないようにする方法になりますが、
無理してエントリーして負けては意味がないので
明確なサインが出ない限りはエントリーする必要がないです
負けるよりかはエントリーしないほうが先に繋がりますからね
ちなみにこれは別の記事で説明していますが
チャネル上限や高値付近でも下位足でサインが出た時のみエントリー
という風にすると勝率はかなり上がりますので
負けを減らしたい方は1、2のタイミングでエントリーする時の参考にしてください
チャネル下抜けでショートエントリー
これは下落した時の売りましポイントでもありますし
それまでに入れなかった時の現時点で考える最後のエントリーポイントにもなります
しかし気をつけて欲しいのは
決済ポイントとしてチャネル下限を考えている人は多くいます(私たちもそうです)
また、短期でのエントリーを考えている方は
ロングでポジションを持つタイミングでもあります
ですので、抜けたタイミングでショートをしても
一気に反発して抜けたのが騙しになりチャネル上限まで推移するかもしれません
このタイミングでエントリーするならば下落の方が出来高があることや
抜けたタイミングではなくその後のリターンムーブ(下限→レジスタンス転換)にて
エントリーすることをお勧めさせていただきます
この場合の損切りはチャネル内に回帰した場合となり、
利確は目標到達値とするのが得策かなと思います
EURUSD
日足
まずはこちらの日足になります
上昇が続いていましたがここ1年以上は下降の道を辿っています
これが三尊を作ってのトレンド転換なのか上昇のためのフラッグなのか
まだはっきりしていない緩やかな下降になっています
今回は白チャネルとピンクチャネルがあります
白が直近の値動きを参考にしており
抜けることがあってもチャネル内に戻ることが続いています
ピンクはその白チャネルから抜けた時の値動きに対して引けるチャネルになります
これを踏まえて現状の値動きを見てみると
白チャネルを少し上抜けしているのが見て取れます
このことからピンクチャネル上限までのエントリーを狙いつつ
上限付近での値動き次第でショートかロングかを決めて入り直したいですね
4時間足
こちらは4時間足になります
エントリーを狙うタイミングとしては前回高値でのリターンムーブ(赤線)
もしくは白チャネル上限でのリターンムーブになります
ですがこれに関しては日足でのチャネルになるので
時間足で見たときにすぐ反発するとは限りません
特に今回は過去の値動きを見ると白チャネル上限で反発したところがありません
ですので下位足(4時間足以下)で転換サインが出たらエントリーするのがいいでしょう
もしエントリーできなかったら諦めるくらいの考えで
しっかり転換サインが下位足であるかを見ていきましょう
もしエントリーできた場合は
ピンクチャネル上限狙いなのでスイングトレードになると思います
適度に損切り値を上げていき利益を確定させつつ伸ばしていくといいと思います
短期ではエントリーポイントは特にありませんが
その場合は焦る必要ありませんので、余裕を持ってトレードしていきましょう
USDJPY
日足
こちらは日足になります
見て分かる通り下降トレンド発生中です
基本的に上がってきたところの戻り売りをベースにしましょう
4時間足
基本的には日足で引いたチャネル上限や前回安値でリターンムーブ
これらを狙った取引を行うのが現時点での戦略になります
日足や4時間足でのラインになりますので
下位足で上昇した後の転換サインでショートエントリー
チャネル下限での利確でいいかと思います
まとめ
今回は3つの通貨ペアに関しての戦略を書きました
週初めは1週間で来るかもしれないポイントでの取引戦略を
他の平日はその日に起きそうな取引戦略を書いていきます
なるべく確認して参考にしてみてください
「6月4週目 相場」への1件のフィードバック